とりあえず、アクリラインを使用した内容を掲載します。走らせてナンボのNゲージですが、ケースにしまいこむよりは良いのではないかと。ご参考までに。
とりあえず、アクリラインを使用した内容を掲載します。走らせてナンボのNゲージですが、ケースにしまいこむよりは良いのではないかと。ご参考までに。
「アクリライン」の開発者、ワシさんのBlog「ワシの戯言」を拝見すると、「アクリライン」の開発ストーリーが熱く語られていた。
「アクリライン」を購入するのに疑問があったり、躊躇っている人がいれば、開発されたワシさんの試行錯誤の経緯を垣間見ることによって、いつしか疑問や躊躇いが解消されている筈だ。
マンボウ支社長は、とりあえず20組買いなさい。
どうやって購入資金をお小遣いから捻出しようかと悩んでいるマンボウ支社長&桜吹雪支社長、ドウシ支社長、バイバイ支社長…各位の背中を推さんとする、「アクリライン」の「送料無料・もひとつキャンペーンが開始」された。
開発設計者である、ワシさんのBlog直販限定、数量限定のキャンペーンだが、週末に集まるグループには朗報だ。また、家族に内緒で購入したい(?)支社長各位にも検討をお願いしたい。
今回は、まとめて買えば、送料や手数料分が無料になるキャンペーンで、10個以上の注文で1つおまけがつくのは「そこにケースがあるから」ともう一編成買うような御仁向けの、かゆいところに手が届く有難いキャンペーンであるといえるだろう。
とりあえず、これでマンボウ支社長は20本買いなさい。
数々の困難を乗り越え(?)、いよいよ車両展示である。
Tomixのレールを基準にしているということで、私の場合はレールはS280×6本+エンドレールS70。S280を4本と2本+エンドレールS70に分けて接続すると取り付けしやすかった。これでアクリライン2本分でキツキツになるので、両端をエンドレールにしたい場合は、S280×5本+エンドレールS70×2本+S140+S70といった組み合わせになる。
私の場合は、「カシオペア」12両フル編成をしたかったので、目一杯レールを伸ばしたのだが、このあたりは好みの問題だと思う。1台でも十分にその機能を果たすが、「アクリライン」は、連結機能があるケースなので、2台以上購入するのがよいだろう。
さて、レールの接続が済んだところでレールが微妙に動いてしまう。このあたりは仕方がないところだが、私は「ミュージアムジェル【AA】」を使用し、レールを固定した。「ミュージアムジェル【AA】」は、博物館で展示品の固定に使用するジェルで、無色無臭であり、マンボウ支社長のように無数のフィギュアを所有している方には、フィギュアを固定する必需品ということだそうである!
博物館の収蔵品に使用するぐらいであるから、おそらく変質や化学変化がおきにくい物質なのだろうが、一応このあたりは自己責任でお願いします。
さて、やっとレールに車両を乗せていくのだが、本来楽しい作業のはずだが、意外と面倒。というのもリレーラーをレールの上に乗せるのに不安定なのと、動力車の存在である。
リレーラーは、「ミュージアムジェル【AA】」を大きめに丸めて使用したのでなんとか解決した。しかし、横から手を入れて車両を載せるのは少々やりにくいと感じた。特に動力車は押して端までやるわけにもいかず、自走させることにした。
自走して端まで配置する、というやり方の場合はレールを磨き、「アルケ【集電向上剤】 LOCO( ロコ)【AA】」を使うなどして通電性を向上させておいたほうがいいだろう。
でないと、私のように古い動力車両を自走させようとすると、じわじわパワーパックの目盛りをあげていっても、急発進状態となって車両がぶっとび、冷や汗をかくことになる。
-つづく-
-前回までのあらすじ-
1.「アクリライン」購入
2.ダイソーの耐震ジェルで棚に固定
3.あっけなく転倒、耐震性に問題あり ←イマココ
戦略的撤退を余儀なくされた私は、Amazonで耐震ジェル「iBUFFALO 液晶TV専用耐震ジェル52型まで対応 BSTV04J52【AA】」を購入した。お値段は、1,700円弱と割と高い。宣伝文句を鵜呑みにすれば、「52型液晶テレビを震度7まで護る!」ということである。なんとも頼もしい限りではないか。
しかも、このジェル、厚みがあるのだが、色が透明で従来の水色ではないためケースに溶け込み自己主張しない。早速、両端部、中央部にとりつけ復元性テストを行った。
「艦長、容易に転覆しますっ!」
あっれー!? 前回よりはマジだったものの、意外と簡単に外れてしまう!!
おかしい!絶対におかしい。マンボウ支社長はおかしいから別にいいけど、これは問題だ。
ホコリで粘着力がなくならないように棚板もきちんと拭いたのに!
これはマンボウ支社長のワナに違いない!
いろいろ調べてみると、原因は多いもよらぬことだった。
なんと、棚板が微妙な梨地であったために本来の粘着力を発揮できなかったのだ!
これはしたり、マンボウ支社長、無罪放免である。余罪を追及される前でよかったな。
全然よくないのが、「アクリライン」である。このままでは、無駄な買い物として怒られてしまう!失敗談として職場のアッコちゃんとお母さんのディナートークのネタにされるのである。
そういえば、その昔「はやぶさ」に乗ったことがある(24系25型編成のブルトレのほうです。一式戦のほうではないから念のため) 。食堂車の準備ができると、車内放送でアナウンスが流れていた。「J・ダイナーでは皆様のお越しをお待ちしております~」とかいっていたな~。もっと食堂車利用すればよかった。
これが本当の「オシい【AA】」ということなんだろうな~。テヘペロ
閑話休題。
現実逃避していても、問題は解決していない。どげんかせなならん。
冷静になり、斎戒沐浴し、ふと目をつけたのが余剰のサイドパネルである。
そうだ、これを転倒防止の足として使用できないか?と思い、中央部に直角に耐震ジェルを挟み込むような形で試してみたら大成功!
友鶴が40度まで大丈夫だということで、45度まで傾斜させたが耐えた!帝国海軍大勝利である!!!
手前のほうにスペースがあることが前提となるが、狭い場合には中央から端部に向けて「ハの字」型にすればよいだろう。
転覆問題も解消し、いよいよ車両展示である。
-つづく-
【業務連絡】
マンボウ支社長は、とりあえず「アクリライン」を10本買いなさい。
アクリル製Nゲージ用展示ケース「アクリライン」が届いた。きちんとしたパッケージングがしてあり、目視で傷もみあたらない。非常に丁寧な作りであると感じた。まさに「コレクターによる、コレクターのためのケース」である。
開発/発売元である九州在住鉄道ライター「ワシさん」による「ワシの戯言」によると2週間以内なら返品も受け付けるそうなので、万が一不良品であった場合も安心である。
はやる心を抑え、早速棚に設置して線路を…といきたいのであるが、御覧の通りトップヘビーになる可能性がある。「鉄道模型的友鶴事件」を引き起こさないために、まずは転倒防止策を講じておく必要がある。「アクリライン」は、非常によく考えられており、上下左右につなげられるのだが、ネジや金具で接続するわけではない。分かりやすく言うと「置いて並べるだけ」なのだが、台座や転倒防止金具がついているわけでもない。
「台座なんて飾りです!偉いひとにはそれがわからんのです!」
初代ガンダムのジオングを前にした、兵士の台詞のパロディである。話はそれるが、子供の頃、そうシャアに発言した兵士は、「大佐といえば連隊長クラスだから”偉い人”ではないのか…。そもそもシャア大佐を偉い人と思っていないのではないか?いや、シャアを”偉い人”と間接的に非難したのであるのか?」…と子供心に考察した訳であるが、それはまた別の物語である。
というわけで(?)、台座がついていないのはコスト削減ということである。これは非常に納得がいく。万人が必要と思うものでもないし、2段…3段…と重ねると不要になるので、そのような姿勢は素直に賛同したい。代わりの固定方法として、背面パネルに穴が開いており、そこにネジ(別売り)で壁に直接固定するプランが選択できる。こういうところも実に考慮されていると言えるだろう。
ちなみに、連結部分には構造上やむなくできる隙間を考慮して、ホコリ混入防止部材が付属している。このことからもコレクターのことを考慮してくれている証であろう。
さて、私の家は低コスト住宅のため壁にそのまま可動棚の金具が突出している。そのため、壁に固定するには、金具の突起分の板を足してやるなど壁を平準化する工夫が必要である。しかし、後でケースを位置を変えたくなったときに穴があちこちにできるのは見苦しい。しかも、可動棚の金具でアクリラインに傷がつきそうだ。
そこで、ちょっと考えた挙句100均(ダイソー)で売っている衝撃救急パッドを買ってきて試してみた。以下がその画像である。
幅もぴったりで非常にいい感じである!!
しかも、連結部に「連接台車だよね、やっぱり!!」とか言いながら1枚で済ませるセコさが私の小市民さをよく表している。
早速、耐震度を試すために指で揺らしてみた!!
見よっ!、この微動だにしない粘着力っ……!!
………あれ?
「こいつ、動くぞっ!?」
ま、まぁ、耐震ジェルであるから、若干の揺れはあるだろうが…ジェルがぴったり変形して衝撃を吸収
……あれ…?
「簡単に外れちゃった…」
失敗である。
やはり100均の力はここまでか。というより衝撃吸収パッドだから耐震ジェルではないのか…?このあたりがわかりづらい…。
明日、心のオアシス、グッディに行って調達してくるとするか。
(つづく)